SAT 001 / URAZATO
MELON
Melon Cotton Candy.では「メロンを思わせる明るい香り」と表現しています。これは官能表現です。
SAT 001 / 浦里酒造 →AROMA / SENSORY LANGUAGE
バナナ、メロン、りんご。香りの言葉を入口に、日本酒を辿る。 分子の名前はその次でいい。AROMA ≠ ONE MOLECULE
AROMA
日本酒の香りには、果実、花、乳製品、穀物、熟成、硫化物など、たくさんの言葉があります。
酒類総合研究所の清酒官能評価用語にも、バナナ、りんご、洋ナシ、メロン、いちご、柑橘などの果実様表現が整理されています。まずは「何を思い出したか」という感覚から入って構いません。
バナナ様。清酒では酢酸イソアミルが代表的な標準見本として使われます。
メロン様も清酒の官能評価用語の一つ。ただし「メロン=一つの分子」と固定しません。
りんご様。カプロン酸エチルは代表的な吟醸香成分の一つです。
バターや乳製品を連想する方向。ジアセチルは清酒官能評価でも標準見本のある項目です。
硫化物様という評価語もあります。濃度や組み合わせで印象は大きく変わります。
花様、バラ様など。果実とは別の軸で香りを捉える言葉です。
AROMA ≠ ONE MOLECULE
「バナナっぽい」と感じたからといって、その酒の香りが酢酸イソアミルだけで出来ているわけではありません。
香りの印象は、複数の揮発性成分の濃度、閾値、相互作用、アルコールや糖・酸を含む酒のマトリクス、温度などによって変わります。同じ成分があっても、全体のバランスで違う言葉に感じることがあります。
AROMA MOLECULES
清酒でよく参照される代表的な香気成分の一部です。これは香りの「辞書」であって、特定の商品を分析した結果ではありません。
IN THE COLLECTION
SAT 001 / URAZATO
Melon Cotton Candy.では「メロンを思わせる明るい香り」と表現しています。これは官能表現です。
SAT 001 / 浦里酒造 →SAT 002 / TSUCHIDA
Chocolate Banana Muffin.では「バナナやカカオを思わせる香り」と表現しています。成分分析による原因同定ではありません。
SAT 002 / 土田酒造 →FERMENTATION PLAYGROUND / COMING NEXT
香りのモチーフと分子を、触ってつなぐ実験室。公開準備が整い次第、ここから接続します。
SOURCE
香りの分類と代表的な標準見本は、酒類総合研究所の清酒官能評価用語を基準にしています。熟成に伴う香気成分の変化については同研究所の研究成果を参照しています。